気さくな笑顔から一転、メガネをかけると同時に変わる真剣な表情が印象的なyukki130406さん。「メガネは気持ちの切り替え。これで仕事モードになるんです」と話すyukki130406さんはプロのライターを目指す在宅ワーカー。今回は、クラウドソーシングを仕事として本格的に活用しているyukki130406さんのワークスタイルについて伺いました。
専業主婦は見下されて当たり前?家事と子育てに専念することはラクなこと?
まずはじめに、簡単な家族構成とyukki130406さんの職歴をお伺いできますか?
夫、高校生の息子、中学生の娘の4人家族です。主人が自宅でSOHOの仕事をしているので、最近まではその事務仕事を手伝っていました。結婚前や結婚当初の頃に関しては、外資系の銀行に勤めていたり、アメリカに留学したり、英会話教室の講師をしたり。若い頃は結婚もして、バリバリ仕事もできるキャリアウーマンに憧れていたのですが、実際は性に合わず専業主婦として家に入りました。
クラウドソーシングを利用されるようになったのはいつ頃ですか?また、何かきっかけがあったのでしょうか?
以前働いていた銀行は、上司も女性というほど女性ばかりの会社でした。その時、上司がこんな話をしていたのです。「知り合いの専業主婦が旦那さんの稼いできたお金の使い方で喧嘩になった。専業主婦のくせに何を言っているんだろうね」。“専業主婦のくせに”この言葉にとても違和感を覚えました。専業主婦を見下しているのではないかと感じたのです。その頃から、家事も子育てにも支障がでないような自宅でできるような仕事ができないかとずっと思い続けていました。ようやく下の子供が中学生に上がり手もかからなくなったので、自分の気持ちを家族に話したときに息子が探して紹介してくれたのが“シュフティ”でした。
長年、自分が求め続けてきた働き方。それがクラウドソーシング。
素敵な息子さんですね!クラウドソーシングという働き方に抵抗はありませんでしたか?
主人がSOHOの仕事ということもありましたし、逆にクラウドソーシングという働き方は私の理想だと感じました。その中でもシュフティは息子の友達もちょっとした小遣い稼ぎに利用したことがあるという話を聞き、私でもできるだろう、とすぐに登録。2014年の12月に登録しライティングをメインにやっていくことに決めました。
ライティングは得意だったのですか?
始めたばかりの頃はまったくの初心者でした。ですが、登録した頃、偶然ライティング検定を受ける機会があったので、そのために勉強しステップアップに努め現在に至るといった感じです。
現在、シュフティではどのようなライティングの仕事を受注されているのですか?
ライティングのジャンルは、在宅ワーク、美容・健康、不動産、子育て関連がほとんどです。私自身の経験や体験、知識があるジャンルを選定基準にしています。私の中で1日に5本という目標を決めているので、全く未知のジャンルとなると時間がかなりかかりますからね。現在お請けしている記事に関しては、1,000~1,500文字のものが多く、1本あたりの作業時間は早くて30分程度。書籍や雑誌、Web上で詳しく調べた上で書くこともあるので、その場合は1時間程度かかることもあります。
形から入ることで集中力をアップ!時間が限られている主婦は工夫が大事
仕事をされる上で、気を付けていることや工夫されていることはありますか?
とある雑誌で「アメリカのワーキングマザーは、仕事の切り替えにハイヒールを履く」という内容の記事を読んだことがあります。アメリカらしくて素敵ですよね。私も自宅で仕事をしているので、主婦から在宅ワーカーにスイッチを切り替えるためメガネをかけるようにしています。子供が中学生と高校生なので手がかからないとはいえ、掃除・洗濯・家事・買い物などなど主婦はやることがたくさん。実質、1日の作業時間は2~3時間が限度なので、そこで一気に集中するためにも気持ちの切り替えが肝心!モチベーションはもちろん、集中力も上がるのでオススメです。
現在、在宅ワークでの収入はどれくらいですか?
月によって異なりますが、シュフティでは平均3万円くらいです。他にも違うクラウドソーシングを利用しているので、トータルすると5万円くらいでしょうか。もちろん、頑張った月はそれ以上の額になることもあります。
専業主婦のクセにと言われない働き方・子供が喜んでくれる仕事、
専業主婦の理想の形がここにありました!
時間ができた現在、外で働けばもっと稼ぐことも可能だと思うのですが、本格的な仕事としてクラウドソーシングを選ばれた理由を教えていただけますか?
在宅ワークは場所に縛られず、どこにいても仕事ができるし、人間関係に悩まされることもないので、ストレスなく仕事ができるのもクラウドソージングの魅力ですよね。何より、家のことも疎かにせず空いた時間に仕事ができる。このスタイルが私に一番ピッタリなんです。
では、これからも在宅ワーカーとしてクラウドソーシングの利用を続けていかれますか?
もちろんです!目指すところはプロのライター。“プロライター”ってカッコよくないですか?私自身、ミーハーな部分もありますが、私以上にこの仕事を喜んでくれているのが子供たちなのです。子供たちの自慢の母であれることが私の一番の誇り。家庭のこともできて、子供たちも喜んでくれる仕事、それがシュフティで実現しました。プロのライターを目指し、これからも活用させていただきます。
クラウドソーシングをきっかけにプロを目指すという志。家事や子育てに追われ多忙な毎日を送られている多くのワーカーの方たちの励みになると思います。素敵なお話しをありがとうございました。
- ワーカー名
- yukki130406
- 経歴
- ニューヨーク大学を卒業後、外資系銀行、衆議院議員事務所、英会話講師など素晴らしい経歴を持ちながらも、専業主婦としての生き方を選ぶ。現在は、主婦業の合間を縫って本格的にプロライターを目指し、さまざまなライティングに挑戦中。